ずっとかけるものだから、最高のかけ心地を。
Incomparable comfort: All day, Everyday
世界に誇る福井・鯖江のめがねは、多いものでは200以上の工程を経て完成されます。
それらの工程一つ一つは専門の工場・職人たちによる分業により成り立っており、
そのような産地内分業の中での厳しい品質確認・管理により、
良質なめがねが生み出されています。
また、生産効率化のために機械設備が取り入れられていますが、
今でも多くの重要な工程は職人たちの目と手で丹念に行なわれています。
本当に精度が高く使い手に優しいめがねは、機械だけでは作ることができないためです。
そして、それぞれの職人たちは携わる工程こそ違いますが、
皆共通の想いと使命感をもってめがねを作り続けています。
「ずっとかけるものだから、最高のかけ心地を。」
めがねは顔にかけて毎日の生活の一部となるもの。
それ故に、簡単に壊れることなく、使い手がかけていることを忘れるような
かけ心地の良い一本にしなければならない、
各工程の職人たちはそのような想いと使命感を次の工程へと繋いでいっているのです。
匠の拘りと矜持
職人【メタルフレーム】デザイン
「限られている寸法の中でいかに表現できるか、かけている人がどうやって心地よくかけられるか」
職人【メタルフレーム】金型
「図面通りじゃダメなときもある、先に予知して修正を」
職人【メタルフレーム】プレス
「取っ掛かりの部品の段階で良いものでないと、良いめがねフレームにならない」
職人【メタルフレーム】切削
「最低でも、誤差0.02ミリ以内に抑えたい」
職人【メタルフレーム】ろう付け
「部品と部品をつなぐことで、前の工程と後の工程をつないで人の接点をつくる役割をしていきたい」
職人【メタルフレーム】研磨
「自分汚れて、めがねを綺麗にする」
職人【メタルフレーム】検査
「お客様の手に渡ってから壊れることは避けなければいけない、ここで絶対止める」
職人【メタルフレーム】表面処理
「お客様から預かった品物をしっかりメッキして、出荷する。誠意は誰にも負けません」
職人【メタルフレーム】仕上げ
「いろんな人が一つのめがねを作るためにいろんな作業をやっている、他の人に恥をかかないようにやっていきたい」
職人【プラスチックフレーム】デザイン
「一番良いのは、普通の人がちょっとだけ勇気を出して買えるようなデザイン」
職人【プラスチックフレーム】削り
「めがねの顔ですから、その枠の表情にあわせた削りをしています」
職人【プラスチックフレーム】やすりがけ
「やすり一本で自分がおもうような丸みっちゅうか、そういうことが楽しみなんやね」
職人【プラスチックフレーム】鼻パット
「柔らかいものを抜いた時と硬いものを抜いた時では、音が微妙に違うんですね」
職人【プラスチックフレーム】テンプル
「いかに、ベストな場所に芯がまっすぐ入ってくれるか」
職人【プラスチックフレーム】仕上げ
「一番気を使うのは、蛍光灯の灯りが面にどのように映るか」